ロギングとモニタリングの設定

非機能要件に「ログと監査:システムへのアクセス、変更、操作などのアクティビティをログとして記録し、適切に監査可能な形式で保持すること」とあり、こちらをAWSで実現してください。

開発タスク

CloudWatch による利用ログの監視

過度な利用やサーバー・データベースの負荷を監視するために CloudWatch でモリタリング、必要に応じてアラートを通知してください。

ECSやAurora/RDSなどのログは、左メニューの「ロググループ」で確認できます。CloudWacth の詳細は下記動画を参照ください。

CloudWatch のダッシュボード作成

CloudWatch でメトリクスの監視ダッシュボードを作成してください。

ダッシュボードの作成方法はAWSの公式ホームページを参照してください。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonCloudWatch/latest/monitoring/create_dashboard.html

ダッシュボードは、システムリソースメトリクスについてはウィジェットにしてください。

ダッシュボードにあるとよいものは、

  • システムメトリクス
    • CPU
    • Mem
    • etc
  • ログメトリクス
    • エラーログカウント(サービスの健全性の指標になりえる)
  • サービスメトリクス
    • 稼働時間

次にログに関する情報もダッシュボードに掲載してください。Cloudwatch logsのクエリを使って、例えばエラーログの数を集計できます。

CloudTrail での監査

CloudTrail で特定ユーザーの利用ログをモニタリングしてください。

期待する成果

CloudWatch のダッシュボード画面が制作できていること。

ダッシュボードには、ECRやRDS/Auroraのデータベースのメトリクスが表示されていること。